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アルカラによる地元紹介その⑬ 人と防災未来センターby 疋田武史(2016/6/19)
兵庫県立美術館から歩いて5分ほどのところにある「人と防災未来センター」
この建物は、阪神・淡路大震災をきっかけとして、
地震と災害に対する防災と減災への思いを込めて作られたものです。
建物はガラス張りのきれいな外観
ガラスには、阪神・淡路大震災が起きた日付が
入口付近には鎮魂と復興の意味が込められた鐘があります
エントランスには、防災を訴えかけるキャラクターがいました!
建物内部は撮影禁止だったので、簡単に概要を説明すると、
まずは、阪神・淡路大震災が起こった当時の様子が映し出された映像が見れます。
そして、次のフロアに行くのに震災直後の街並みを再現したモニュメントの中を歩き、
阪神・淡路大震災の当時のニュースや、資料、復興に向けての動きなど、当時の状況や体験談が展示されています。
行く曜日によっては、震災を経験した方が語りべとなり、当時の状況の話を聞くこともできます。
阪神・淡路大震災と東日本大震災との被害状況や復興状況の違いの展示や、
防災や減災に対する心構えなどの展示、ワークショップなどなど
災害に対するいろいろな事柄に対してもう一度考え直す良いきっかけとなりました。
出口では防災グッズも販売してますよ
5階の資料館には無料で入ることができます。
当時の映像や、資料を自分で選んで閲覧することが可能です!
例えばこのような現在の神戸と震災直後の神戸の写真を交互に乗せている本
阪神・淡路大震災が起こった時は、中学二年生だったので、記憶が結構曖昧なところもあったのですが、
改めて、当時の自分の気持ちを思い出し、震災の怖さや、復興への道のりの厳しさ、を考えることができました。
東日本大震災からの復興、熊本での地震の影響、先日は函館で震度6弱の地震が起こるなど、
地震の被害が多い国だからこそ、防災や減災、復興支援について
人と防災未来センターに訪れてみて、改めて考えてみてはいかがでしょうか。