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代表者挨拶

現在のロックシーンを語るに神戸地区からの出身アーティストを外して語る事はできないと言っても過言ではない。
いままでも神戸は一癖あるアーティスト達を輩出してきたという印象だが、その土壌にはアーティスト達が育った神戸のライブハウスとそれを支えるヤバいライブハウススタッフ達がいるからだという事をぜひとも知ってもらいたい。そのおかげでぶれる事無く自分を貫き「イロモノ」ではなく「ホンモノ」としてロックシーンに君臨しているアーティストが神戸には多くいるのだ。これはひとえにアーティストの「良さ」の部分をしっかりと推す体質が神戸にあるからといえる。
なぜそうなのか。
その答えの一つとしては、神戸のライブハウスの店長やブッキングスタッフには元バンドマン(現役バンドマンも多い)が大半で、自分たちも演者の目線をしっかりと持っているから、観る側、演る側両方の目線でアーティストと接することができるから、と言えるのではないだろうか。ライブハウスのスタッフは裏方(うらかた)と言われるが、もはや裏方というアーティストであるのではないかと僕は思う。(中にはむしろ演者よりも目立っていると思われる輩も多い)
「ネコフェス」は今年で3年目。
ライブハウスの個性の強さや音楽に対する情熱ある空気の中でのライブは「足し算」ではなく「かけ算」となり、普段見る事のできないようなライブが「ネコフェス」には溢れております。さらなる進化や変化を恐れず、だからといって掲げた初心を忘れず、ネコフェス準備して参りますので、ぜひとも今年もご期待ください。素敵な夜を迎えましょう。にゃー。
ネコフェス実行委員会 稲村太佑(アルカラ)