地元紹介16個目です!!
今回は2012年にできたこちらの美術館であります!!
横尾忠則現代美術館。
三ノ宮からは少し離れてます。
兵庫県西脇市が生んだ奇才”横尾忠則”さんの美術館です。
普通の美術館の展示とは一線を画していたところがあったのでご紹介。
今回の8月22日までの展示は、”横尾忠則展 学芸員危機一髪”と題されております。
学芸員(横尾さんのスタッフとか身の回りとかをアシストする人だと思います)が選んだ横尾忠則展ってことで、各作品に選出者と選出理由などが書いていてとても面白かったので少し紹介します。
ジャクソンポロックの抽象画を彷彿とさせる!?作品。
お酒のノベルティ用の作品だったようであるが、、、
渋いコメントに対して、お酒が飲めないことを暴露しちゃう学芸員Aさん。
こちらも抽象画風ですが、真ん中に仏さん的なひとがいます。
実はこの展示室は軽い個室になっていて、音が不規則に鳴り響いたり、ライトが点滅したりします。
けっこう音もでかくて一人でびっくりしてたのですが、それもそのはず
Yさんによると、見る人をびっくりさせるためにあえて不規則にしたようです。
う〜んエキセントリックな考え方である。
職業柄で音の鳴り方に規則性のようなものを探してしばらく佇んでいたのですがわかりませんでした。。。
こんなふうに横尾さんの作品はシリアスで訴えかけるようでいて、おちゃめなところも多い作品たちでした。
性格もお茶目な人のような気がしますな。関西出身がなせるサービス精神でしょうか。
ヴァイタミン。。。。ビタミン!?
いつ見てもなんだか笑ってしまうYさんが気になる。
デビルマンのこの作品
この作品近くで見ると
ん?
切手が貼ってある。というか切手がビルになっているのだ。
さらに近寄ると
さいあく とか ふざけんなー とか なかよし とか書いてある。
なんともカオスな作品である。
うってかわってシリアスな作品。
”致命的な危機が全く新しい人生の舞台へと私を導いた”
という作品。
いつだって人生の大きな節目なのである。
わたくしはもともとこういうシュルレアリスム的な作品が大好物なのだけれど、マグリッドなどからの影響も学芸員さんのコメントにあり、なるほどなぁと思いながらみてました。
ビートルズオマージュ
なんか惹かれるこのポップでダーティーな感じ。
そして一番インパクトを感じたのはこちらでした。
パニックPANICぱにっく
他にもたくさんの作品があり、とても面白かった。
そして、各学芸員たちの推し作品たちが理由とともに展示されているストーリーがまた楽しかったなぁ。
ほんの一部ですが載せてみました。
数え切れないくらいの作品が展示されてるので、是非見に行ってみてください。
最上階には美術館から街を見下ろしたりしつつ鏡にたくさん反射する部屋があります。
出ると
ぱんだかふぇがあります。
この時はお休みでした。残念。次の時は行ってみたい。
という感じの横尾忠則現代美術館でした〜。