地元紹介三つ目は相楽園です〜。
実は相楽園の名前はずっと知ってたけれど、行ったことはなかったのだ。
若かりし頃は興味が全くなかったのだが、近頃のわたくしは庭園のような”自然と人工との融合”に興味を持つようになったのである。
そして自然の中には樹齢が百年をこえるものもめずらしくなくて、人間より長く生きているのだ。不思議である。いわゆる自然の神秘というものをより考えるようになった。
とにかく、地元というものも相まって突然興味が沸き起こったこの機を逃すことなく行ってみることにした。
まずは、入り口が壮大である。
この日はあいにくの雨だったのだが、それが功を奏してのんびり観覧することができたぞ〜。
まず迎えてくれるのが、ソテツである。
このソテツは、鹿児島から取り寄せたもので、なんと樹齢300年らしい!!
300年前ってことは江戸時代からこのソテツさんは生きているのだ!!
すごい〜
たくさんのソテツがあるので、蘇鉄園と言われていたようだ。
そして、奥に進むと旧小野寺家厩舎と、旧ハッサム邸がある。
厩舎ってことは、動物を飼育していたのかな。。。
旧ハッサム邸は、屋根が瓦になっている。神戸の山手の方にある異人館は外見は洋館だけれど、屋根が瓦になってます。
しんどいけど、ライブハウスから北のほうに足を伸ばして坂を登ると、たくさんの瓦の洋館が見えますよ〜。
旧ハッサム邸も異人館の一つであり、北野(アートハウスから北に行った所の地名)から移築されたようである。
この煙突は震災で落下した煙突。
和の建築もいいけれど、洋風建築も見てて楽しいですね〜。
異人館はまさに和洋折衷で趣深いなぁ。
そして、少し歩けば、大きな樹がある。
とても大きなこのクスノキの樹齢はなんと500年!!!!!
永禄10年(1567)に植えられたらしい!
1567年はまだ室町時代である。そんな昔からこのクスノキは存在したのだ。まったく不思議なものである。
その時代に生きていた人間は一人もいないのに、このクスノキはいろんな時代をくぐり抜けてきたのだ。
このクスノキさんとなんらかのコミュニケーションがとれたらおもしろいのになぁ。科学者の皆さん発明してくれないだろうかなぁ。。。
なんて、ありもしない妄想にふけっていると門があった。
ここから先に、またまた渋すぎる空間が広がっておりました。
前編はここまで。
この先にとても素敵な光景が広がっていたので、また次回紹介します〜。