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ネコフェス 奈良!?の猛者達 アートハウス3連チャンby 下上貴弘(2017/6/20)
バンド紹介です!!
今回はLOSTAGE、TheSpringSummer、Age Factoryを紹介させてもらおうと思います。
というのも、あまりにもこのバンド達の結びつきが強く、出会った経緯とかも繋がりまくり。
なので一つの文章として表現してみたいと思っております。
長くなりますがご一読いただけると嬉しく思います。
この中で最初に出会ったのはおそらくLOSTAGEだと思う。
といってもその時はまだ小文字表記の”lostage”で、しかも音源でしか聞いた事がなかった。
当時(おそらく2006年くらいかな!?)行くライブハウスどこもかしこもlostageが流れていたり、そこらかしこのバンドマンにも勧められまくったなぁ。
『俺こんなバンド知ってるぜ!!』的な感じで得意げに勧めてくるやつも多数。
”みんな勧めてくるから逆に聞かないでおこう”的な変な!?反骨精神で、自分からしばらく聞く事はせずにいた。
しばらくすると「絶対シモ聞いた方がいーで!!」と当時仲良かったWeadというバンドのサトシが勧めてくれたのがlostageの”PLAY WITH ISOLATION”と”P.S.I miss you”いうアルバム。
彼がはじめてlostageのライブを見た一曲目にやったのが”人間ロボット”
”この曲を聴いた瞬間から一瞬ですべて持っていかれた”とは、サトシ談。
絶対聞いた方がいい!と勧められた。
最初に聞いた時の衝撃。
かっこいい!!クール!
この不穏な雰囲気。どうやったら出るんだ。
ベースの音が『どうやったらこんな音が出るんだ!?』という音。
ドラムのフラムってこんなに心地よかったっけ!?
ギターのこの独特のハーモニー。綺麗とか心地いいとかではなく、ギターの音どうしがぶつかるわけでもなく、歪なわけでもなく、二つの音が常に楽曲の緊張感を引き出しているように思った。
ナンバーガールを初めて聞いたときの衝撃と似てた。と思った。
こんな感じの出会い。さとしのお陰で、わたくしのlostage人生が始まりました。
というかこの時点で自分とサトシの間では、ナンバーガールかlostageか!という議論にまで発展するぐらいまで、たくさんの事を話したような気がする。
そんな最中に、TheSpringSummerと出会った。
心斎橋のHOKAGEにて。
彼らのライブは素晴らしく、とてもかっこよかった。そして、何故か美しかった。
すぐに仲良くなって、お互いに呼んで呼ばれての関係に。
彼らの音においても、ギターの響きが独特だった。
緊張感がある響き。
そしてAge Factoryと出会った。
初対バンは彼らの地元ネバーランドにて。
彼らはまだ高校生。
その頃の僕らが度肝を抜くようなライブを(荒っぽさも当然ありながら)やってのけてた。
彼らの音楽は、若さとは裏腹に泥臭く、重厚な音圧、音量、声。
すごいバンドになるんだろうな、という予感がした。
そうこうするうちに、初めてLOSTAGEのライブを見る事になった。
それは、2013年アラバキロックフェス。
LOSTAGEはちょうどバックヤードの裏のステージ。
楽屋の中にまで聞こえてくる音のグルーヴ感、音像にびっくりして、急いで見に行った。
その時に当時まだそこまで親交が深くなかったcinema staffのみんなも同じように楽屋を飛び出していて、シネマの飯くんと『LOSTAGEやべーな!!』と言いながら、見てたと思う。
その時に我がバンマスが、緊張した面持ちで楽屋に音源を持って行った。
はじめてのコンタクト。
そうこうしているうちに月日が経ち、
風の噂でスプサマが五味さんのTHROAT RECORDSからリリースする事を聞く。
間違いないな。と思うと同時に単純にすごく嬉しかった。
五味さんなら彼らがよりカッコ良くなるすべを、そして彼ららしく成長していく道を知っているだろう。
という確信がなぜかあった。
関西の俺らの年代近くのバンドほとんどLOSTAGEの影響を受けているのだ。
当たり前の話なのかもしれない。
でもなんせとても嬉しかった。
そして、新代田FEVERにbachoのライブを見に行った時に偶然コンビニ前で五味さんにお会いする事が出来て、挨拶させていただいた。
自分の中では、CDの人っていう印象が強く、緊張しまくりだったけど音源を渡し、挨拶をした。
そして時は流れ、今度はAge Factoryの制作、録音に参加するという事を聞き、また嬉しくなった。
結構年齢差も違う彼らと五味さんが手を取り合って制作する事は、とても素晴らしく歴史的な事に思えた。
そうして、そのAgeFactoryが、ついにLOSTAGEとアルカラの対バンを実現させてくれた。
場所は新代田FEVER
僕はAgeFactoryは当然好きだし、増子のドラムも漢気あって大好きである。
知る限りの若手ではトップクラスだと思う。
ただし、LOSTAGE岩城さんのドラムを眼前にした時、増子のドラムは子供のようだった。
岩城さんのドラムは、鬼神の如し。
変な例えだけれど、岩城さんのドラムをおかずに白飯3杯食べれそうな。
シモガミにとってはそんなドラムで、大好きなのである。
この日の打ち上げ。
ふとした時に岩城さんが増子に言っていた台詞がすごく印象的だった。
「『こんな練習なんの役にたつねん』って思うおもろない単純な練習こそ、時間をかけてしっかりやらなあかんねんぞ。」
「教えたるから今度俺のスタジオ来いよ〜」
と言っていた。
まさしく、本当にそうだ。
一見意味のなさそうな面白くない練習こそ時間をかけてしっかりやるべきなんだ。
改めて、自分の未熟さを考えるいい機会になった。
そして、こんな先輩が身近にいる彼らは、素晴らしく幸せだとも思った。
実は、東京に出て少したった時、バンド的に少しでも成長するために練習方法を考えていた時。
ふとlostageが思い当たった。
あの岩城さんのドラム、特にフラムは大きな武器になり、アルカラの音楽性や演奏力を成長させる一つの力になるだろう。
と一人で先走り思い立って、メンバーと一緒にlostageをコピーする事を提案。
人間ロボットとinside/outsideをコピーする事にしたのです。
言い出しっぺの私もそのベースの難しさに四苦八苦しながら、自分の事は棚に上げつつタケシに対して『岩城さんのドラムはそんな軟弱じゃない!!』と、言っていたなぁ。
田原もコピーするのに四苦八苦していた。
コピーをする事で、改めてlostageの凄さがわかった。
そして、昨年末の我々のツアーにも出ていただき、晴れて今年のネコフェスに出ていただく事に。
6/5の渋谷O-NESTでAge Factory、6/10の新代田FEVERでLOSTAGE、6/11も新代田FEVERにてTheSpringSummerのライブにお邪魔しました。
なぜ一緒に紹介するかというと、彼ら3バンドに根底に流れる物に何かの共通点というか、熱さというか想いというか。。。
何かにおいて圧倒的な存在を、すごく感じるからです。
それは他でもない”奈良のlostage”から発生してできた物のような気がしてます。
スプサマは3バンドで一番ピュアな部分を担っているような。
エイジは逆に泥臭い部分を背負っているような。
そして、LOSTAGEはいまだずっとフロンティアでいる孤高な存在。
その証拠に、五味さんの
http://d.hatena.ne.jp/hostage/
にも書かれてるように、かなり現状の音楽シーンのやり方と違ったやり方をしながら、発信し続けています。
五味さんのブログを見て、ライブに行ってCDを買った。
こんなにワクワクするのは久しぶりだ。
久しくこういう感覚がなかったなぁ。
今は、まずMVが先に見れて、良くも悪くもそこで一旦判断してしまう。
CDとしての曲順の流れや繋ぎなども、各アーティスト真剣に何時間もかけて考えているのに。
リード曲というものの存在。MV曲が存在する事で失われるであろう”何か”も、恐らくあるという事。
そこを改めて考える。答えはないかもしれない。考え続けるしかないのだ。
ただ考える事をやめてはいけない。
CDまるごと”初めて”聞くなんて、本当に久しぶりだ。
その新鮮さと言ったら、何物にも代えがたいワクワク感。
こんな気持ちを思い起こさせてくれて、本当にありがとうございます。
LOSTAGEの新代田FEVERのライブではまさかの”人間ロボット”が!!
心臓止まった!
出会うきっかけの曲、そして自分たちがコピーした曲が生で聴ける日が来るなんて。
鳥肌立ちまくりでした。何物にも代えがたい時間でした。
スプサマも流通なしで昨年年末にリリース。
今年頭に奈良ネバーランドで、bacho スプサマとやった時に、スプサマの森がbachoの欽也くんに言ってたんだけれども、「今回は現地まで会いに行って直接CDを届けたい。」
と言っていた。
スプサマ新代田FEVERの日、佐々木が言っていた『各地に行ってライブして、初めて見た人や知ってる人が、ライブ良かったらCDを買ってくれる。それはバンド初めて最初にやってた事と一緒だ』
と言っていた。
目から鱗が落ちる気持ちとはこの事か。
ハッとした。まさにその通り。
まさに原点に戻ってやっているだけの事なのだ。
この3バンドはアートハウスで連続出演です。
なにか共通する物が絶対あるし、どれかが好きな人は全バンド好きになると、僕は思います。
ついでにいうと、この3バンドはバーベキュー仲間みたいです〜。
羨ましい〜。
関西に、そして奈良にLOSTAGEがいてくれることは、とても大きな事だと思います。
先陣を切って新しい事を提案して、自らが進んでいく先輩がいてくれて、
さらにそこから、奈良のバンドのみならず、大阪のバンドまでも巻き込んでいく。
そういう地元を愛するという想いが、先輩後輩としての強さや、仲間としての力強さ。そういうものを作っていき、
結局はいろんな土地での素敵な音楽に結局は繋がっていくんじゃないかと、思いました。
そうした流れが素晴らしく思うし、羨ましいとも思います。
俺らもそういった事が、違った方面から出来たらいいな、と本気で思います。
Age Factory
なんかその筋の人みたいになってきたな。。。
くだけねこが。。。。
TheSpringSummer
たいすけ呼び捨てにされて怒られてる。。
LOSTAGE兄さん
地元愛がすごいゆえ、鹿になってしまった。
夢。。。
深すぎるぜ。兄さん。
In Dreams
めちゃかっこいい。
ライブを見て、買うべき。
長文読んでいただきありがとうございました。
ある意味素晴らしくクオリティの高い身内三連発!アートハウスへ。
この三バンドが、僕らの故郷アートハウスから発信してくれる事、自分の中ではすごく大きい事で、とても誇りに思う。
あの頃の自分たちに聞かせてやりたい!!
奈良からの刺客たちをお楽しみに〜。